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2011.02.04

続々々・やっちゃいけないからやっちゃう心理。

抗うから虜になってしまうのか。
虜になりたいから、抗うのか。

これは、深い考察に値する問いであると思います。
あなたは、一体どちらなのでしょう。

自由になりたいからこそ自分を縛るのだ、という話を前回しましたが
正反対の行為で、対極の状態を深く感じようとする意味では
精神的であれ肉体的であれ、自分を切り刻む行為もよく似ているように思います。

夜回りの水谷先生は、
「リストカットを止めてはならない。
彼らは、自分を切ることで生きているんだ。
 止めさせたら生きていけなくなる。」と言われます。

リストカットして血を流すという行為。それは、
非常事態になって初めて発動する生きものとしての「生きようとする強い本能」に
意識しないままに頼ろうとする行為なのでは、とわたしは思います。
阿蘇の火口に飛び込んだ自殺者も、途中で引っかかれば正気を取り戻し
たとえ爪をはがしてでも這い上がってくると言います。
心であれ身体であれ自分を傷つける行為は、
ただ同情を求めてうわべで行なわれる場合もあるかもしれませんが、それだけではない。
真に生きようとする衝動に突き動かされている側面もまた、間違いなくあるように思うのです。
自由になりたいがために、自分を縛る。
より生き生きと命を感じたい。つまり、本当に生きたいがためにこそ自分を傷つける。
大変良く似た心理が、そこにはあるように感じます。

イスラム教にはラマダンという断食の習慣があります。
酷暑のさ中に食物も水も断つ、厳しい行為です。
それにどんな意味があるのかと聞かれたあるイスラム教信者の方が
「忍耐を覚えることができます。そして、
 普段は気付かない生きる喜びを知ることができます。」と言われていました。
上渇きの極限を体験して忍耐することで、普段見過ごしている普通の食事の豊かさや
恵みに対して、豊かな感動と感謝を知ることができるというのです。
ラマダンを自傷と並べるのはあまりにも乱暴な話ですが
しかしメカニズム的には、非常に似たものがあるように感じられます。

カウンセリングでお会いする
ご自身を縛られる方もご自身を傷つけられる方も、わたしは否定しません。
むしろその方々は、自由になろう、生きようとされるお力が大変にお強いからこそ、
そのような状況になっておられるのです。
つまり、大変見所のある、大きな可能性を秘めた方であるわけなのです。
だからこそ、伴わせていただけることが楽しみでならないのですね。

さて、どうすればいいか、ということですが^^

先の記事では、まず心理的なからくりを知る必要があるということ。
あなたは、「やっちゃいけないからやっちゃう」状態に振り回されていることを
自分で選び取っているに過ぎないのだから
ご自身で、違う習慣を選び取ることは可能なのだと知られる必要があるということ。
二つのことを書きました。
そのためのヒントになるのが感じ尽くしであることも書きました。
この感じ尽くしこそが、ご自身の感情をデトックスされ
また、ご両親、更には家系のデトックスをして、大きな根本的な癒やしを得られて行かれるための
大切な基礎となっていくのです。
そこまで詳しいことは、カウンセリングの中でお話を伺いながら解き明かして行く必要があり
分析を含む複雑な話になりますが、もう少し簡単なことをひとつ、提案してみようと思います。

やっちゃいけないからやっちゃう、抗うから虜になるというのなら、
どちらも、止めてはどうでしょうか。^^
抗うことも、虜になることも、どちらも必要ないのです。

まずは、厳しく自分を縛っていたその禁を解いてください。
それまで、やってはならないと必死で自分を禁じていたのに
「どうぞどうぞ、やっていいよ。^^」と言われると、
大抵は、非常に混乱します。
しかし、構わず、深く自分の心に寄り添い共感してやる。
それだけのことで、それまで突き動かされていた衝動が止んでしまう方も少なくありません。

やってもいいと許してしまったら「自分はダメになってしまうではないか」、と
危惧感を抱かれる方もおられます。
でも、本当は逆なのです。
最初に書いたとおり、闇雲に禁じれば反動が来ます。
自分の感情であると、責めず裁かず受け入れることこそが
その感情を支配できる唯一の方法なのです。
それが、問題解決の糸口なのですね。
そこからしか、始まりません。

ありがとうございました。

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