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2011.01.29

続・やっちゃいけないからやっちゃう心理。

 やっちゃいけないからやっちゃう。
 つまり、やっちゃいけないと思うからこそ止められなくなる。

この心理は、昨日の記事でも触れた過食や自傷、虐待といった問題や
先送りや片付けられないなどの日常レベルのありふれた問題
また、依存症や逃避、暴力や裏切りによる人間関係の破綻といった自己破滅的な行動など、
ありとあらゆる局面で見られる心理なのだと思います。

自己に厳しく禁じることそれ自体がその人の目的になっており
禁じることを自ら破ること自体が、その人の生きる基本的な姿勢になっていると思われます。
禁じることを破ることをするためにこそ、禁止で自己を縛り上げていると言っていい。

このような複雑な心理は、どこから生まれるのでしょうか。
これについてわたしは、ひとつの仮説を持っています。
その方の心理の中で、まるで一人が複数の人格を演じている一人芝居のように、その方の親子関係が再現されているのではないか、ということです。
全てとはいえないかもしれませんが、ほとんどがそうであると感じています。

子どもは、幼い間は親の愛や承認を受けなければ生きることが出来ませんから
一生懸命親の気に入るような考え方や行動を身につけようとします。
しかし、成長して自分で判断する時期になれば、そこで自己を確立して
自分独自の価値観と判断で、自立した人生を送るようになります。
それは、全ての人が等しく通るところだと思いますが
親からの精神的な自立がうまくできる人もいれば
情緒面なつながりがなかなか切れず、苦しまねばならない場合もあります。

やっちゃいけないからやっちゃう。
この心理は、親に対する反抗期を、自分の中で繰り返し再現している状態なのではないでしょうか。
非常に似ています。

まず、やってはいけないとすることを徹底的に自分に禁じる思いが存在します。
やってはいけないことを実際に継続してやっていたとしても
やっている自分を厳しく裁き否定しているなら、
それもまた自分を許しているとは言えませんから、
禁じているということになるでしょう。

次には、そのように自分を縛り追い詰められた状態で、
その禁を自ら破ることで
大きな解放感や自由、
自分には自分で決めて行なえるという「自分には力がある」というような
感覚を感じることができる。
この快感を感じたいがためにこそ、人は自分を禁じては禁を破るということを
何度も何度も、それこそ果てが無いほどに
繰り返し続けているのではないかと思われます。
あなたが、やっちゃいけないことをやっちゃう心理の中には
抑圧してくる親に対する苦しみという愛と、抑圧されることへの反発と、抑圧の中から立ち上がろうとするあなたの生命力の発露。
この三つの心理が、ドラマのように
くるくると果てしなく展開され続けているのではないでしょうか。
続く

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